子育てに理解のある職場を選びましょう

介護職の仕事をしながら子育てをするために「子育てに理解のある職場を選ぶこと」が大切です。そこで就活をする時に、仕事と子育てを両立しやすい職場かどうかチェックするようにします。例えば介護施設の中には、子育てのために子供を預けられる「施設内保育所」を併設するところが増えています。施設内保育所は、介護施設の勤務時間に合わせて保育時間が決まっていることが多く、出勤と同時に子供を預けられます。同じ敷地内にある保育所に子供を預けることができるため、安心して仕事ができます。休み時間などを利用して子供の顔を見ることもできるでしょう。また、夏祭りなどの行事は、介護施設と保育所で合同で行うことが多いです。スタッフとして勤務しながら、お祭りなどの行事を子供と一緒に楽しめるというメリットもあります。

施設内保育所がない場合も、「職場に仕事と子育てを両立させた経験のある先輩が多い」場合は働きやすいでしょう。仕事と子育ての両立の大変さを、身を持って知っている同僚に囲まれて働けるためです。例えば子供が発熱したため仕事を休む時などに、同僚の理解を得やすいでしょう。子供のための外せない行事の日に、シフトを交代してくれる同僚もいるかもしれません。また就活時に「子育てのため、残業はできない」「15時までに仕事を終えたい」など、事情を説明しておくと、シフト決めの時に考慮してもらえるようになるので、仕事と子育ての両立がしやすくなるでしょう。